横山ゆかり 2019政策「性・生教育の推進」

〇性・生教育の推進(更新日2019年4月13日)

次世代の児童虐待をなくすために、「生きる教育」は急務です。

大阪市立生野南小学校の研究「生きる教育」の事例をご紹介します。
『生きる』教育とは、生い立ちや親子関係に課題を抱える児童に対し、アタッチメント (愛着)理論を踏まえ、自己肯定感を高めるための支援として、実践授業をもって直接アプローチをかける取り組みです。
「自分」「赤ちゃん」「生い立ち」「子ども」「大人」「パートナーとの関係」「親子関係」など、子どもたちの人生の中で一番身近でありながら心の傷に直結しやすいテーマを、あえて授業の舞台にのせ、客観的に捉えなおし、正しい知識を習得することで、対話の中から未来を生き抜く支えとなる価値観を見いだすことがねらいです。

平成30年度 第3回「性教育の手引き」作成委員会議事要旨では、「東京都教育相談センターには、妊娠に関する相談があり、誰にも相談できなくて相談してくるケースが多くなっている。誰にも相談できないことが、その後、事件・事故に結び付くことも想定されるため、学校全体で、寄り添ってあげる体制ができるといい。」という記述があります。

数年後、親になる可能性のある世代に教育のなかで、「暮らし」「子育て」を伝えていくために、時代に合った性・生教育が必要と考えますが、アンガーマネジメント、適切なコミュニケーションの方法、デートDVについて、学習指導要領の改訂を待っていては、遅いのではないかと、懸念しています。

まずは希望者や個別対応からスタートしていただきながら、悩みやトラブルの発生後に対応するのではなく、ご家庭の理解・協力を得ながら、将来的には全ての児童・生徒に対して、悩みやトラブルに直面する前に、性・生教育を教育現場で伝えてほしいと思います。

品川区では、赤ちゃんとのふれあい授業を毎年、実施していますが、品川区で育つ子どもたちが親になる前に、赤ちゃんに触れる機会を作り、品川区の義務教育9年間のなかで、「将来、楽しみながら社会全体で子育てをするスキルを持った次世代」を育成していく必要があります。

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