横山ゆかり 2019政策「グローバル教育の推進」

〇グローバル教育の推進(更新日2019年4月13日)

私は、一般社団法人グローバル教育研究所 渥美育子理事長による講演「母親から世界が変わる グローバル教育が世界を救う」を聴講しました。
渥美先生が開発した「文化の世界地図」をご紹介します。

世界で大きな説得力を持つために、義務教育で、正しい「遠近法」として、3つの軸と4つの価値を身に付けることを渥美先生は提案しています。
(1)世界共通の時間軸、(2)世界共通の空間軸、(3)価値の軸で、
価値の軸のうち、(1)時代が求める価値、(2)日本固有の価値、(3)文化コードに共通する価値、(4)時代を超える価値(普遍性)です。

文化コードについては、日本はモラルコード(道徳的規範)、アメリカはリーガルコード(法的規範)、中東はレリジャスコード(宗教的規範)、オーストラリアはミックスコード、というように、自分や相手の属する文化コードを知っていることで、自己中心的な考えが減り、グローバル・コミュニケーションができるようになるとのお話がありました。

品川区の子どもたちには、世界をリデザインすることができる力を身に付けてほしい、「今だけ、ここだけ、自分だけ」の狭い価値観ではなく、宇宙から自分を俯瞰するような視点で、広く世界を捉えてほしいと考えます。

グローバル社会において、品川区で育った子どもたちが世界でリーダーシップを発揮する大人に成長するためには、新しい知識を次から次へと学んでいくことが求められますが、受け止めることのできる大きな器があれば、新しい知識を入れていくことが可能になります。
世界の成り立ちを理解するプログラム、グローバル教育を推進します。

※参考URL

渥美郁子オフィシャルサイト

http://www.ikukoatsumi.com/

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